算定基礎届を提出するときに、同時に『算定基礎届総括表』も提出します。
要は従業員の総括した数字を書くってことですね。
・事業の種類
事業の種類について『事業所業態分類票(年金事務所から送られてくる用紙の中に同封されています)』を参照して記載。
・本年6月から被保険者になった人
6月以降に被保険者になった人の人数を記載。資格取得届により翌年8月までの標準報酬月額を決めるので、算定基礎届の対象から外れます。
・届書に未記載の人
5月31日までに被保険者になった人で算定基礎届に印字されていない人の人数。算定基礎届は提出する必要があります。
・6月30日までに退職した人
印字されている人で本年の6月30日までに退職した人数。
・被保険者総数
7月1日の被保険者総数を記載。
・差引届出者数
算定基礎届の対象となる総人数。
・7月に月額変更する人
4月に固定賃金が変動して、4月5月6月に支払われた報酬をもとに算出した標準報酬月額と、現在の標準報酬月額の間に2等級以上の差が出る予定のある人。(3か月とも日数は17日以上)
等級は一覧表があります。
・8月に月額変更する人
5月に固定賃金が変動して、5月6月7月に支払われた報酬をもとに算出した標準報酬月額と、現在の標準報酬月額の間に2等級以上の差が出る予定のある人。(3か月とも日数は17日以上)
・9月に月額変更する人
6月に固定賃金が変動して、6月7月8月に支払われた報酬をもとに算出した標準報酬月額と、現在の標準報酬月額の間に2等級以上の差が出る予定のある人。(3か月とも日数は17日以上)
・給与の支払い日
給与の締日、支払日を記載。
・昇給月
昇給回数、昇給月を記載。
・固定的賃金
支給額や支給率が決まっているもの。
・非固定的賃金
支給額が一定しないもの(残業手当、宿日直手当、皆勤手当など)
・賞与
賞与などの支給回数、支給月、を記載。
・被保険者となっていない人
7月1日現在、報酬を支払っている人のうち、被保険者となっていない(全国健康保険協会管掌健康保険、厚生年金保険のいずれにも加入していない人)の人数を記載。
こんな感じ。